昼の後の会話








「綺麗な空だねぇ。」
「ああ。」
ナイトはめんどくさそうに答えました
「何かさ、綺麗なものを見ていると思うんだ。」
「何を?」
「お腹すいた!」
「はいはい。」






「じゃあナイト、そろそろ行こうか。」
「ああ。」
二人は立ち上がって荷物を持ちました
「ナイト、次の国はどこだい?」
「階段の国。」
「どんな国?」
「知らないから行くんだろ。」
「そうだったね」
そして二人の旅人は草原をあとにしました




名も無い草原がありました
その上には雲ひとつ無い
青い空が広がっていました


どこまでも どこまでも
広がっていました




















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